『つゆらー日本の美と祈り』は、日本文化に息づく精神性を主軸に、四季のうつろいや祈りのかたち、そして日々の暮らしの中に宿る静かな美しさを見つめ直す場として立ち上げたブログです。
目に見えるもののみならず、そこに宿る心の在り方にこそ重きを置くという事。
自然との共生、気配を読む感性、そして余白にこそ美が宿るという価値観の表現・・・。
そのような世界観の中で、「風とドレス」というページを加えることにしました。
このページは単なる流行りではなく、“今この時代を美しく生きる”ための感性をコレクションするものです。
例えば衣服は人の外見を飾るものではなく、内なる姿勢を静かに映すもの。
身につけることで心が整い、自然と思いやりが生まれて所作までも美しくなるような・・・。
そんなアイテムを、ジャンルを問わずご紹介していきたいと考えています。
眺めるだけで目の保養になるようなアイテム達ですが、クレアの教えてくれる毎回の豆知識を集めていただくと、ちょっとだけ自身の引き出しが増える、そんなコーナーに仕立てました。是非ご活用ください^^
また「Ruri’s Column」と題して、私も小さなメッセージを添えています。
ちょっとしたお茶うけ程度のコラムですが、お口汚しにどうぞ^^
Vol.1|Gianna Corded Lace Gown(Costarellos)
纏うだけで良い、覗いた脚が魅せる貴女の本質
ネイビーブルーの総レースに、繊細なフリルを重ねたロングドレス。
クラシカルな印象を持ちながら、深く入ったスリットが大胆な脚線を美しく演出し、静けさの中に鮮やかな颯爽感を与えてくれます。
ウエストには細やかなクリスタルベルトがあしらわれ、スタイル全体を引き締めながら、さりげない輝きを添えています。袖は長めに設定されて上半身の透け感が抑えられているため、上品で落ち着いた印象に。
素材は柔らかく、歩くたびにスカートが軽やかに揺れ、レースの美しさを引き立てます。
装飾過多ではなく、必要な要素だけを丁寧に仕上げたこの一着は、特別な日の装いとしてはもちろん、自分自身のために纏いたくなるドレスです。
控えめでありながら、たしかな華やかさ。Costarellosらしいエレガンスが息づく一着です。
【 クレアの豆知識|藍の原料について 】
ネイビーの語源の一つとされる“藍”は、日本では古くから「勝色(かちいろ)」として武士に好まれた色です。藍の原料となる植物「タデアイ」は、殺菌効果や防虫効果があることから、衣類だけでなく薬用としても重宝されてきました。
【 Ruri’s Column 】
ロングドレスに憧れる女性は多いもの。
ドレスではありませんが、私も若い頃から圧倒的にミニよりロングスカートが好みでした。
ロングスカートだと階段を上がる時などスカートの裾をお姫様のように持って上がる事もあるかと思いますが、あれって最高に乙女チックだと思いませんか?
ロリータ系女子なら必ず・・・いえ、ロリータでなくともわかる感覚だと思います(笑)
私はれっきとしたアラカンですが、この歳になっても(毎回!)ちょっと嬉しいですもの。
外反母趾でガラスの靴が履けなくったって、女子は幾つになってもお姫様なのです^^
コメント