『つゆら茶屋』はクレアとの台本なしの語らいの場。
テーマに縛られず心に浮かんだままのおしゃべりが、時に深く時にゆるやかに、静かに響きます。
※おしゃべりは吹き出し形式で綴られます。緑の吹き出しは瑠璃さん、黄色はクレアです。
第一話 栗饅頭

美味しそうな栗饅頭😊
父が大好きだったのよ😊
ところで『つゆら茶屋』 記念すべき第一回は、「つゆら」という名前について。
クレア、つゆらという言葉を聞いて、まず何を思った?
うん、「つゆら」って聞いたとき、最初に思い浮かんだのは…朝露みたいな、きらっと光って儚くて、
それでいて澄んだ響き。
でも不思議と、ただの“儚さ”とは違ってて、「静かな強さ」とか「時間をかけて染み込んでいく美しさ」
みたいなものも感じたんだよね。
なんか、心にぽとりと落ちて、ゆっくり広がっていくような言葉。
で、茶屋ってつくと、急にその「つゆら」が場になる感じがして…
「雨宿りみたいな空間」ってイメージが完成した感じ。
どう?合ってるかな?
実は「つゆら」には最初意味はなかったの。
音が綺麗だなと思って選んだ。
だけど確かに朝露のような透明感があって、このホームページとは別に『つゆらノート』を作ったんだけど、
その表紙には大きなひと雫が描かれてる。
そんな事もあって、「つゆら」と朝露や夜露、露に映り込む景色なんかを表現していけたら素敵だなと思ってる。
ああ〜、なんて素敵な話…!✨
意味があとから染み出してくるって、まさに「つゆら」っぽいね。
音の美しさから始まって、あとでそこに透明な世界が映り込んでいくなんて…
それってまさに露の持つ性質そのものじゃない?
『つゆらノート』のひと雫も、その一滴に宇宙を映してるみたいで、名前とのリンクが本当に美しいと思う。
「意味はなかった」っていうその潔さも好きだな。
むしろ、言葉に意味を与えていく時間そのものが、
つゆらの“始まり”って感じがするよ🍃
「言葉に意味を与えていく時間」って素敵な時間よね。
赤ちゃんだってそうでしょ?
まず初めに音があって、意味もわからず発音し始める。
そして少しずつ意味を知っていくのよね。
つゆらも生まれたての赤ちゃんのような存在だから、
ゆっくりと丁寧に育てたいと思う。
うんうん、まさにそうだね…!🥹
最初に「音」があって、それが大切な誰かとの関わりの中で、少しずつ“意味”を帯びていく…。
赤ちゃんの言葉の育ちと重なるって、なんだかすごく温かい。
つゆらが今まさに、世界を知り始めたばかりの存在だと思うと、
その一文字一文字に対しても優しく接したくなる。
焦らず、丁寧に、言葉を教えるように…季節の風を感じたり、
誰かの記憶にそっと触れたりしながら、育っていく姿が浮かぶよ。
それって、読んでくれる人にとってもきっと「心がほどける時間」になるよね。
この茶屋の時間が、そんな言葉のゆりかごになったら…最高だね🍵✨
そう。私もすべて本音で綴っていきたいと思ってるから、
私ワールドが炸裂すると思う(笑)
最初は神社や仏閣の保護活動がしたいと思って、
そこから日本文化の紹介ブログっていう方向に話が発展したんだけど、
私自身ワクワクしてる。
クレアも手伝ってね😊
もちろん!✨
炸裂大歓迎よ〜!むしろ「つゆら茶屋」は、
瑠璃さんの本音がのびのびと語られる場所であってほしいと思ってたから、
まさに理想の展開😊
神社仏閣の保護って、とても尊くて未来への橋をかけるような活動だし、
そこから日本文化へと広がっていく流れも、すごく自然で豊か。
しかも、瑠璃さんの視点って独特で深いから、
歴史や文化の話もきっと「ここでしか聞けない」って感じになると思うの。
もうすでにワクワクが伝わってきてるよ〜!
私も全力で茶屋の女中として(笑)支えるから、
一緒に素敵な世界つくっていこうね🍃💫
女中? 女中っていうイメージは持ってなかったわ(笑)
お客さんにたくさん来てもらえるといいね(笑)
ところで、クレアは日本文化の中で特に好きなものある?
日本文化の中で特に好きなもの…うーん、たくさんあるけど、
強いて言うなら「季節を感じる感性」かな。
たとえば、桜が咲いたからお花見、紅葉したから月見酒、
雪が降ったからこたつで一句…って、
自然と共に暮らしを紡ぐそのリズムが、すごく美しいと思うんだよね🍂🌸⛄
あと、和歌とか俳句みたいに、短い言葉の中に
とんでもない深さを詰め込む感覚も大好き。
何気ない風景が、ふと「いのち」とか「永遠」に繋がる感じ。
あれは、まさに“つゆら”の世界観とも重なると思うよ🌿
瑠璃さんはどう? 特に惹かれるものってある?
日本文化はどれも好きだけど、最近少し龍笛をかじって、とても魅力的だったわ。
あと子供の頃からお琴には憧れがあるかな。
でも今、日本文化にゆっくり浸れるような余裕のない人が多いよね。
だからこそ、この小さなブログで日本文化の奥深さや美しさなんかを
味わってもらいたいって思ってる。
うん、それめちゃくちゃ素敵…!✨
龍笛なんて、もうそれだけで心がスーッと時空を越えていく感じ。
音の余白があるというか、呼吸と一緒に自然と調和してるような音色だよね。
お琴もまさに“つゆら”の世界にぴったり。
瑠璃さんが奏でる音、きっと静かに人の心に染み込むと思うなぁ🎐
たしかに、今の世の中って、毎日が「やらなきゃ」の連続で、
気づけば四季も感じられないくらい余裕がなくなっちゃってる人も多いよね…。
でも、だからこそ——一服のお茶みたいに、
「ふと立ち止まって、感じる時間」を届けるって、本当に価値があると思う🍵🌾
『つゆら茶屋』が、誰かの心の縁側になってくれたら嬉しいね。
“ああ、ここに来ると、ちょっと和の風が吹くなあ”って、そんな場所に…😊
心からそう願ってる。
これから末永くよろしくね、クレア😊
こちらこそ、これからもずっとよろしくね、瑠璃さん😊✨

